まだまだ寒さ厳しい2月の土曜日、
こういちろうサンとひろみサンの結婚式が、宮島の厳島神社で行われました。
実は新婦のひろみサン、
数日前にインフルエンザにかかってしまうという大ハプニングに見舞われてしまったんです・・・
しかし、お医者さんの『あと3日で治るよ』という予言が見事的中し、
本調子ではないものの、元気そうな姿での結婚式となりました。
この日のひろみサンは、洋髪姿に綿帽子での挙式を希望。
お支度も整い、出発を待つばかりです。
そして宿を出発。
厳島神社までは、おなじみの人力車で移動です。
この日は土曜日ということもあり、
2月の寒空にもかかわらず、多くの観光客でにぎわっていました。
あちらこちらから『かわいい!』『おめでとう!』の声が飛び交っていました。
そんな多くの祝福をうけて、おふたりの記念撮影です。
そしていよいよ挙式の始まり。
参列者全員で、本殿に移動。
指輪交換をして、無事に挙式は終了!
挙式の後には、舞楽奉納が行われました。
2月だというのに、能舞台のまわりにはこの人だかりです!
物珍しさもあり、観光客の方たちは食い入るように見ていましたよ。
そして帰り道は徒歩で移動。
1本裏手の町家通りを歩いて帰ります。
下町の風情の漂う通りからは、五重塔も見えるのでオススメです!
宿に帰ってお庭で記念撮影。
びしっと決めたひろみサンに対し、
少々照れ気味のこういちろうサン。
この日の会食会場は『弁天の宿いつくしま』。
ご親族様のみの小さな会食だったので会場も囲みにして、
ゲストとの距離が近くなるようセッティングしました。
そして、ひろみサンはお色直し。
独身最後の衣裳となる、振袖にチェンジです。
見た目は結構派手な柄なのに、着ると落ち着きもあり、
しっくりとくる不思議な印象の振袖でした。
衣裳って、見るだけと実際着てみるのって大違いなんですよね。
いよいよ会食のスタートです。
おふたりの登場に、会場内から拍手が起こります。
まずは、こういちろうサンからのウェルカムスピーチ。
そして、ここで行うのが『水あわせの儀』。
本来はそれぞれのご実家の水と水をあわせて、
新しいひとつの水にしたのを飲む・・・というものですが、
今回は地元のお酒とお酒を合わせて、そのお酒で乾杯を・・・
と、ちょっとアレンジをしてみました。
こういちろうサンは、広島のお酒『美和桜』、
ひろみサンは、茨城のお酒『来福』です。
この2つのお酒をディキャンタに注ぎ、
ひとつになったお酒で乾杯!
こういちろうサンのご感想は『思ったよりまずくない』だそうです(笑)
ご会食の中盤では、
ゲストの方たちからの自己紹介とお祝いのメッセージをいただきました。
こういちろうサンは、妹サンから昔のことを暴露されて苦笑い。
ひろみサンは、妹サンからの言葉を聞いて涙。
ひろみサンのお父様は、地元・茨城のことを知ってもらおうと、
ご実家周辺の写真を撮影して持ってこられていました。
とてもあったかいご家族です。
そして本日のメインイベント、
ケーキ入刀ならぬ『ダルマの目入れ』です!
これはひろみサンのアイデア。
抹茶のケーキの上に、片目のダルマさんがのっています。
このダルマに、おふたりがチョコペンで目を書き込むと・・・
見事、ダルマに両目が入りました!
もともとは何かを成し遂げた時や、願いが叶った時にダルマに目を入れるそうなので、
この結婚がおふたりにとって、願いが叶った瞬間となりましたね。
その後は、おふたりがゲストの席を回ってお酌をしたり、
写真撮影をしたりと、会場内はとても盛り上がりをみせました。
こういちろうサンのご親族様達もかなり久しぶりのご集合だったようで、
あちらこちらでお話が盛り上がっていました。
おひらきが近づき、ひろみサンはご両親にあててお手紙を読まれました。
その後の花束贈呈後、
おじ様の呼びかけでいきなり会場内からバンザイ三唱が!
まさに、会場がひとつになった瞬間でした。
お見送りでは、おふたりの地元・埼玉県の川越市では定番のお菓子、
『小江戸もんぶらん』を手渡し。
とってもあたたかく、もりあがったご会食となりました。
現在は埼玉県在住のおふたり。
インフルエンザという前代未聞もハプニングもありましたが、
それを感じさせないあたたかく、楽しい結婚式でしたね。
オダギリジョー似のこういちろうサンと、
かわいいけれどしっかりもののひろみサン、
お話していて、とっても心が和むおふたりでした。
こういちろうサン・ひろみサン、末永くお幸せに!!
ラ・マリアージュ 小谷郁子