2月7日。
キレイな青空が広がる2月のこの日、
宮島の厳島神社で1組のご夫婦が誕生されました。
たかひろサン・せいこサンご夫婦です。
名古屋にお住まいのたかひろサンと
広島育ちのせいこサン。
おふたりは共通の趣味である旅行を通して知り合われました。
そしてせいこサンは、マリアージュのカメラマン・ふくすみサンの短大時代からの大親友。
今でもお互いの家に泊まりあいこするほどの仲がいいんだそうです。
なので、もちろん今日のこの撮影もふくすみサンがすることに。
友達なので『ボランティアよ〜!!』といっていたふくすみサン。
その言葉にまったくと言っていいほどウソはなく、
半分カメラマン、半分友人の態度で、
いつもより撮影は手を抜いていたような・・・(笑)
お支度が済んだばかりのせいこサン。
綿帽子の花嫁さんが多い中、角隠し姿は新鮮です。
たかひろサンのお支度も済み、なにやら談笑しているおふたり。
すごくほほえましい光景です。
おふたりともお支度中はとても緊張されていたのですが、
大親友のふくすみサンが来た途端に、一気に緊張がほぐれたようです。
友人の存在は偉大ですね!
いよいよ厳島神社に出発です。
今日のおふたりは人力車で移動されます。
商店街にはたくさんの観光客の方たちがあふれていて、
あちらこちらから『おめでとう!!』の声をいただきました。
みんなに祝福していただけるのが、観光地でもある宮島のよいところです。
厳島神社につき、挙式の始まりです。
大勢の観光客と、地元のご友人に見守られての挙式は
滞りなく執り行われました。
晴れてご夫婦となられた
たかひろサンとせいこサンの笑顔です☆
その後おふたりから挙式のみご参列くださった方に
おみやげのバームクーヘンが配られました。
おふたりからの優しい心遣いです。
会食は『弁天の宿いつくしま』にて行われました。
ご親族と数名のご友人を招いての祝宴です。
ご会食では、せいこサンが成人式の時に作られた
赤の振袖にお着替えされました。
振袖を着ることができるのも、お嫁に行くまでですからね!
こちらはせいこサンからカワイイ!!という絶賛の声を頂戴した
会場のメインテーブルのお花です☆
色合いも鮮やかでキレイです。
このお花、せっかくなのでおふたりに持って帰ってもらいました。
さあ、いよいよせいこサンがご希望された『バタフライ』の曲の中、
おふたりのご入場です。
『弁天の料理はおいしいから!』というふくすみサンの一声もあり、
会場を決めることとなったせいこサン。
それがこちらです。
見た目もとてもキレイですよね。
そして、ご会食の前半で、
せいこサンはお母様にあてて手紙を読まれました。
実はせいこサンのお母様は数年前から体調を崩しておられ、
今日のこの結婚式にもおひらきまでいることができないかも知れない、
という状況でした。
だからこそ、お母様の体調が良い前半のうちに手紙を読んであげたい・・・
それがせいこサンのご希望でした。
そして今回の『結婚式をあげたい』という最大の理由も、
自分の花嫁姿を見せて安心させてあげたい・・・
との気持ちがあったからと聞いています。
とてもお母様想いのせいこサンです。
きっとお母様も、それを一番望んでいらっしゃったんだと思います。
少し涙ぐまれながらも
しっかりとご自分の声でお手紙を読まれるせいこサン。
その声とお気持ちは、
お母様にもしっかりと届いていたはずです。
娘の母を思う気持ち、
母の娘を思う気持ち、
結婚式はそれを確認させてくれる場です。
私も、じんわりと目頭が熱くなりました。
その後、おふたりはゲストの方とお話をしたり、
テーブルフォトを撮ったり、お酌をしたりと
会食はなごやかにすすんでいきました。
自分がカメラマンであることを忘れ、
素でお酒を飲んでいたふくすみサンに代わり、
私が撮影した一枚です(笑)
一番左がふくすみサン。
もうカメラはそっちのけで、ただの酔っぱらいと化していました。(笑)
そしてたかひろサンが一番心配されていた新郎のあいさつをもって、
無事、たかひろサンとせいこサンのご会食はおひらきとなりました。
とても堂々としたあいさつでしたよ☆
すでに入籍をされて名古屋に住んでいたおふたり。
打合せのため、何度も足を運んでいただきました。
おふたりが一番に考えられたのは、お母様とゲストでした。
だからこそ、どんな小さなことでも気になったことは何でも聞かれ、
しっかりとした準備の甲斐あって、
皆様に楽しんでいただけた式になりましたね。
また広島に戻っていらした際は、
酒飲みのふくすみサンも交えて、一緒に飲みにいきたいですね!!
たかひろサン・せいこサン、
末長くお幸せに・・・!!
プランナー 小谷郁子