2011年3月8日 みちたかサン・けいこサン 厳島神社〜蔵宿いろは
3月に入り、段々と春の足音が近づいてきたこの日、
宮島の厳島神社で、みちたかサンとけいこサンの結婚式が行われました。
この日のおふたりのこだわりは、なんといっても衣裳!!
特に新郎・みちたかサンの気合の入れようが、
この『直垂(ひたたれ)』に表れています。
衣裳の試着に同行した時も通常男性は1〜2着しか着ないのに、
みちたかサンは6着くらい着ていらっしゃいました。
そして、一番最後に出された運命の1着に一目ボレ。
それが、この武士の第一礼装である直垂だったのです。
一方、新婦・けいこサンは、白無垢と色打掛の2着。
白無垢は、背中に鶴の刺繍が入った衣裳をチョイス。
そして、これまたこだわりの洋髪には、生花をたくさん飾りました。
神社までは、人力車で移動。
朝早いこともあり、商店街はまだ静かでした。
こんな静けさも、宮島では風情を感じます。
挙式は、おふたりのご家族だけで執り行われました。
指輪の交換もされ、晴れて御夫婦となられたおふたりです。
そして、この時間、ちょうど満潮を迎えた宮島。
海の上に浮かぶ鳥居、いつ見てもキレイです。
ご家族だけでの会食は、
宮島島内で一番新しい宿『蔵宿いろは』にておこなれました。
けいこサンが、どうしても泊まってみたかった宿だそうです。
会場からは海が見え、
とてもキレイな景色が目の前に広がっています。
みちたかサンは引き続き直垂、
そしてけいこサンは色打掛にお色直しをされました。
掛下は赤に変え、
打掛は白地に赤の花々が描かれた豪華なものに、
ヘア装花も着物の花の色に合わせてチェンジしました。
白無垢の時とは、また違ったイメージになりましたね。
ふたり並ぶと、なんともカッコイイ!!
ご家族だけの会食ということで、
お食事とご歓談中心の宴となりました。
途中で、おふたりが御親族様をご紹介。
そして、みちたかサンのお兄様が挙式の帰り道でゲットされた巨大しゃもじに、
ゲストの方たちからメッセージを書いてもらいました。
それをみつめるおふたり。
一体、どんなメッセージが書いてあったんでしょうね。
ご家族だけの会だからこその和やかな会食。
おふたりも自然と笑顔がこぼれます。
会食のおひらきでは、みちたかサンのお父様がごあいさつ。
わざわざ万葉集にのっている和歌を、コピーしてもってきてくださいました。
意味はちょっと忘れてしまいましたが、
夫婦の事を唄ったいい和歌だったと記憶してます。
そして、みちたかサンのごあいさつ。
ちょっと酔っぱらってしまっていたようでしたが、
見事大役を成し遂げました。
山梨と東京にお住まいのおふたり。
結婚式の時には、週末婚だと伺っていましたが、
もう一緒には暮らし始めましたか??
関東のあたりは地震の影響でいろいろ不便なことも多いと思いますが、
新婚パワーで乗り切ってくださいね。
みちかたサン・けいこサン、末永くお幸せに!!
ラ・マリアージュ プランナー 小谷郁子