新郎様の謝辞
披露宴の最後で述べていただく新郎様の謝辞。
このことを考えると居ても立ってもいられないくらい緊張される新郎様や
当日の気持ちを思ったまま言おうと思います!と、何も準備されていない新郎様
きっちりと紙に書いて想いをしっかりと伝えらる新郎様・・・と
謝辞も新郎様の数だけのストーリーがあります。
先日お手伝いした新郎様の謝辞。
来てくださった皆様とのご縁に感謝すると共に
お母様へも感謝の言葉を述べられました。
紙こそは用意されていないものの
それは新郎から母への感謝の手紙そのものでした。
隣に並ぶお母様の顔を見ながら、
今日まで育ててもらった感謝の気持ち。
昔事故をしたときにとても心配をかけてしまったお詫び。
親孝行ではなかったけど、子供に生まれてこれて幸せだった。
と、言葉を述べられたのです。
お母様は涙で新郎様の顔を見ることができないくらい
泣いていらっしゃって、その姿に会場にいた皆さんも涙されました。
感動の涙って本当に温かい。
新婦の手紙で新婦様がご両親に感謝を述べられる機会は多くあっても
新郎の手紙はあまり無く、改めてご両親に感謝を伝える機会って実は少ないのかもしれません。
お母様、とってもとっても嬉しかったと思います。
それから、私たちスタッフにも感謝の言葉を
これでもかってくらい述べてくださって、胸がいっぱいになりました。
『人に感謝の気持ちを伝える』
それが結婚式なんだと改めて感じさせてもらいました。
素敵な一日を一緒に過ごさせてもらって
笑顔がとにかくいっぱいで幸せオーラが溢れ出てる二人に幸せをわけてもらった一日でした。