結納品はなぜ奇数なのですか?
カテゴリ : 結納編
結納の場合、一品ということはあまりありません。だいたい五つから九つくらいがふつうでしょう。

数字にも陰陽があります。一から九まであったとします。奇数は一、三、五、七、九。偶数は二、四、六、八です。奇数、偶数というので二つに分かれるわけですが、奇数が陽の数、偶数は陰の数といわれています。

ここでおわかりのように、偶数だと陰気になってしまいます。ですから、お祝い事の数はできれば奇数がいいというのがあります。

偶数というのは悲しいことに使います。結納品はお金ではなく品物ですけれども、数としては当然、奇数が中心になっていきます。