宮島挙式 - カップルレポート

2010年10月6日 こうじサン・りかサン 厳島神社

2010年10月6日 こうじサン・りかサン 厳島神社
こうじサン・りかサン
厳島神社
10月に入り、だんだん朝晩涼しさを感じるようになってきたこの日、
こうじサンとりかサンの結婚式が宮島の厳島神社で行われました。
 



この日のおふたりのお支度は、新婦りかサンのご自宅で行われました。
私、この仕事をしていて『初!』です。




10時からの挙式だっただめ、移動時間もふまえ、お支度開始は朝の6時から!
さすがにおふたりもご親族も眠そうでした・・・
ご家族のにぎやかな声と、どこの家にでもある朝の日常会話が飛び交っていました。
まさに、ご自宅ならではの光景です。(笑)

りかサンは、お母様と並んで仲良くお支度中です。




私は最初、『家が宮島に近いからご自宅での支度なんだろうなぁ・・・』
くらいにしか思っていなかったのですが、
出発前になってその理由が判明しました。

それは、りかサンのお母様が石川県の金沢の方だったからということに
すべてつながります。

今ではだいぶ少なくなってきたようですが、
金沢では嫁入りする挙式当日の朝に、
白無垢姿の花嫁さんが仏壇にお参りをする『仏壇参り』という風習が広く根付いるんだそうです。
そしてその時に、玄関にかけてある『花嫁のれん』という特別なのれんをくぐり、
出発していくんだそうです。
これは本来お婿さんの家でするものらしいんですが、
お母様のご希望で新婦様のご自宅で・・・となったようです。

ご先祖様にお参りをするりかサン。




そして、お母様がご用意された花嫁のれんをくぐり、いざ出発です。




そして出発前に、さらなる儀式が待っていました。
床の間に飾られていたお神酒を杯に注ぎ、




それをりかサンが飲み干し、




その杯を地面に叩き付けて割る!!



これは、『もう二度とこの家には戻らないように』との願いをこめての儀式なんだそうです。

実はこのとっくり、お母様が嫁入りの時にもっていらしたものなんですって。
きっと、りかサンがお嫁に行くまでは・・・と、大事にとっておかれたんでしょうね。




そしてその頃玄関先には、ご近所の方々がおふたりの姿を一目見ようと、
朝早くにもかかわらず大勢かけつけてくださっていました。




弟さんが、皆さんにお菓子をくばります。
この菓子まきも愛知のあたりでは残っていますよね!
金沢もそうなのかなぁ?と思いながら見ていました。




そして宮島に到着!
港からは人力車で移動です。
まず最初は人力車に、『今日の第2の主役!』とおっしゃっていた
りかサンのお母様がご乗車されました。




そして神社の境内にはいると、お母様とこうじサンがチェンジ。




厳島神社に到着です。




おふたりが挙式の説明を受けているころ、
外ではおふたりのご友人が、ご参列者の方に紙を渡し、
おふたりへのメッセージを書いてもらっていました。
やさしい心遣いですよね。




そして、いざ神殿へ。
いよいよ挙式の始まりです。








挙式が滞りなく執り行われ、晴れてご夫婦となられたおふたり。
おめでとうございます!




その後は参列された皆さんと写真タイム!
おふたりのご友人もたくさん駆けつけてくださいました。




そしてこの日一番がんばっていたのが、りかサンの一番下の弟さん。



2人のお兄さんとお母様に厳しい愛のムチをうけて、
見事なパシリ状態でありながらも、
カメラマンより前に出て声をかけ、
地べたに這いつくばりながら、一生懸命に写真&ビデオ撮影!
カメラマン、でる幕なしです・・・
いやあ、それにしてもいいキャラしてました。
一家に一人欲しい人材です。(笑)


そしておふたりから皆さんにお土産もくばられました。




最後に、りかサンのご兄弟&お母様とで、腕組みをして記念撮影!



お父様とこうじサンは・・・・・・
今日の主役は、あくまでもりかサンとお母様らしいです(笑)


こうして、こうじサンとりかサンの結婚式は、無事おひらきとなりました。
知り合われてから8年以上というおふたり。
りかサンは、こうじサンに青春をうばわれたとおっしゃっていました(笑)
こうじサンは本当にお仕事がお忙しそうで、
前撮りまでなかなかお会いすることができませんでしたが、
マメにメールのやりとりをしてくださったおかげで、
無事にこの日を迎えることができました。
結婚式の翌日には、フランスにハネムーンに旅立たれたおふたり。
私も行きたいです・・・
ふたり仲良く、幸せな家庭を築かれてくださいね!
末永くお幸せに!



ラ・マリアージュ 小谷郁子
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